府中四谷橋で都市星景
6月10日に東京都多摩市にある府中四谷橋という所で星景写真を撮ってきました。
当日は梅雨入り前最後の観測日和で、午後6時~午前4時あたりまでずっと雲量0の予報でした。ただ、家から出発するときに外に出てみたら湿度が高いのなんの.... レンズが曇るんじゃないかと気が気ではありませんでした。普通はヒーター巻いて対策しますが、あいにく I have no money なので曇っちゃったときは服の袖でふきふきすることが多いです(笑)
さて、撮影場所に着きました。多摩川沿いのかなり大きい橋なので、ランニングやサイクリングをしている人がかなり多く、三脚を立てて一眼を構えている私が異様に見えたのかジロジロ見られて少し恥ずかしいかったです。最初にカメラのセッティングも兼ねて車の光跡と橋を写した写真を撮りました。
F値を大きくしすぎてしまい、光芒が強すぎますが撮影時は気が付きませんでした。経験不足ですね。画像編集でどうにかなるものなのでしょうか... この撮影で大体の設定は分かったのでメインの星景写真の方に移っていきます。
今回は橋のタワー部分とアークトゥルス付近の星空を狙ってみました。下の写真が比較明合成だけした状態です。ソフトはSirius compを使っています。
少し露出アンダーですね。今使っているカメラがニコンのD5200なんですけど、ヒストグラムの表示機能がないので適正露出かどうかの判断が難しいんですよね。
この写真の問題点は
- 全体的に露出アンダー
- 星の光跡が弱い
- 星が繋がって見えない
これらの問題を解決しつつ、見栄えの良い写真になるように編集していきます。編集ソフトは最近使い始めたGIMPを使いました。レベル調整とかちょこっとマスク使ったぐらいしか編集しなかったので、今回は詳しい説明は省きます。編集した結果、このような写真に仕上がりました。
これから東京は梅雨入りして、7月上旬ごろまで天体写真の方はお休みになるので機材のメンテや普通の写真をやると思います。あ、6月21日に部分日食がありましたね。NDフィルターがそれまでに入手できればチャレンジしたいです。